ロータスエリーゼ/エキシージのファイナルエディション発売決定
・2021 年で生産終了となる現行モデルに、仕様を強化した3 台のファイナルエディションの発売を発表
・パワーとパフォーマンスの向上、デザインのアップグレード及び、新色が登場
新たな時代へ進み始めたロータスカーズは、エリーゼ/エキシージ/エヴォーラの生産終了を決定。最新のアナウンスでも発表されているように、ビジネスがエキサイティングな未来へ向かって進むにつれ、25 周年、21 周年を迎えたロータスの象徴である、エリーゼとエキシージも時代にピリオドを打ちます。
これらの2 つの伝説的なモデルに敬意を表して、ロータスは、より高いパワー、優れた標準仕様、そして真のロータススタイルー“軽量”ーを兼ね揃えた3 台の新しいファイナルエディションを発表しました。
ファイナルエディションはエリーゼとエキシージの究極バージョンであり、20 年以上のエンジニアリングの卓越性と技術開発の頂点を示しています。 限られた数のみ生産されるファイナルエディション、そして今まで生産されてきたエリーゼとエキシージは、今後レジェンドとして名を残すでしょう。
3 台の新しいファイナルエディション(1 台のエリーゼと2 台のエキシージ)が生産されることにより、ロータスはお客様がファイナルエディションの購入を急ぐと考え、グローバル市場からの高い需要を見込んでいます。 それらは、ユニークな塗装色、ファイナルエディションオリジナル外装デカール、新しいホイールフィニッシュ、ニュートリム、そしてファイナルエディション ビルドプレートが標準仕様となっております。
ファイナルエディションで発売される3 台は下記の通りです。
(エリーゼカップ250 ファイナルエディション、エキシージカップ430 ファイナルエディションは日本導入なし。)
・エリーゼ スポーツ 240:車両本体価格 ¥7,777,000(消費税 10%込)
・エキシージ スポーツ 390:車両本体価格 ¥11,770,000(消費税 10%込)
・エキシージ スポーツ 420:車両本体価格 ¥13,970,000(消費税 10%込)
◎ロータスエリーゼ ファイナルエディション詳細
エリーゼはロータスの象徴的であり、2021 年は生産の25 周年となり、最後の年となります。 この新しいファイナルエディションは、独占性と希少性は間違いなく高い需要と、将来のクラシックなステータスを保証します。 またこの車両は、エリーゼをロータスの象徴的な車にしたすべてのコアバリューと機能を保持しています –スーパーチャージャーとインタークーラー1.8 リッター、4 気筒ミッドマウントエンジンを搭載した小型、軽量、俊敏な2 シーター。
標準仕様として、ファイナルエディションの車両には、インテリア/エクステリア共に、大きな変化があります。最大の変更点は、2 つのスクリーンから選択できる新しいTFT デジタルダッシュボードです。1 つは従来のダイヤルセットを備え、もう1 つはデジタル速度の読み取りとエンジン速度バーを備えたレースカースタイルです。
ステアリングホイールは新しいデザインで、革とアルカンタラで覆われています。 そして、背の高いドライバーにも対応できるよう、足元のクリアランスを作り出し、乗り降りを支援するためにフラットボトムデザインタイプとなります。 すべての車には、ファイナルエディションのビルドプレートに加えて、新しいシートトリムとステッチパターンを装備しています。
エリーゼ スポーツ240 には新しい色が導入され、それはエリーゼとロータスの過去の配色を思い起こさせます。 この車両は、1996 年に初めてメディアに発表された最初の生産車両:アズールブルーが含まれており、その他にはブラック:Autobytel Lotus Elise Championship race series を成功させたときのモータースポーツ部門のブランドカラー。 そして、1995 年のフランクフルトモーターショーで見られたオリジナルのショーカーカラーへのオマージュである、レーシンググリーンあります。
エリーゼ スポーツ240 ファイナルエディション
エリーゼスポーツ240 ファイナルエディションは、キャリブレーション改訂により23ps のパワー増となり、エリーゼスポーツ220 の後継モデルとなります。最高出力243ps と最大トルク24.9kgm(244Nm)を発生するエンジンは、驚異的で実用的なパフォーマンスとクラス最高レベルの効率を提供するべくチューニングされております。1 トンあたり263.6ps のパワーウェイトレシオにより、0-100km 加速は4.5 秒で到達します。CO2 排出量177g / km は、このパフォーマンスに対して非常に低い数値となります。
10 スポークアンスラサイト軽量鍛造アルミホイール(フロント6.J x 16 インチ、リア8J x 17 インチ)を標準にて装着しており、これはエリーゼスポーツ220 の標準ホイールよりも1 本あたり0.5kg も軽量となり、ヨコハマ AdvanSport V105 タイヤ (フロント195/50 R16 リア225/45 R17)と組み合わされます。オプションのカーボンフロントアクセスパネル/カーボンテールゲート/カーボンシルカバーなどのカーボンパネル、リチウムイオンバッテリー、ポリカーボネート製リアウインドウにより、更なる軽量化が達成可能となります。また、全ての軽量オプションを選択することにより、エリーゼ スポーツ 240 の重量を922kg から898kg まで減少することができます。
◎ロータスエキシージ ファイナルエディション詳細
エキシージシリーズは、エキシージ スポーツ390 とエキシージ スポーツ420 の2 つのモデルとなります。エリーゼと同様に、ユニークな塗装色、ファイナルエディション オリジナル外装デカール、2 つの新しいホイールが含まれています。 エキシージのすべてのバージョンには、TFT デジタルダッシュボード、ファイナルエディションビルドプレート、新しいステアリングホイール、および新しいシートトリムとステッチパターンを装備しています。
すべてのモデルは、3.5 リッターのスーパーチャージャー付きV6 を搭載し、バッフル付きサンプを備え、軽量で剛性の高いシャーシに取り付けられ、スリリングな加速と瞬時の応答を提供します。 パワーアシスト機能なしのピュアなステアリングは、あらゆる速度で絶妙なフィードバックと鮮やかなコミュニケーションを提供します。 エキシージは、先駆的な接着アルミニウムシャーシの独自の特注バージョン、独自のリアサブフレーム、およびリアの鍛造アルミニウムダブルウィッシュボーンサスペンションの恩恵を受けています。
エリーゼファイナルエディションシリーズと同様に、エキシージもロータスの歴史の中で、重要な車を表す新しい色が採用されています。 これらには、2011 年のフランクフルトモーターショーにて発表されたエキシージV6:メタリックホワイト、2000 年の最初のプレスフリートカー、2007 年のジュネーブモーターショーのエキシージ GT3 コンセプトに使用されたメタリックオレンジが含まれます。
ロータスエキシージスポーツ390 ファイナルエディション
新しいエキシージスポーツ390 ファイナルエディションは、生産終了したエキシージスポーツ350 の後継モデルとなります。キャリブレーションを改訂したチャージクーリングを備えたEdelbrock 製スーパーチャージャーは最高出力402psと最大トルク42.8kgm(420Nm)となり、52ps のパワー増となります。1,138kg の車両重量との組み合わせにより、最高速度は277km/h、0-100km 加速は3.8 秒で到達します。
先進のエアロダイナミクスは慎重にバランスされており、リアで70kg、フロントで45kg、最高速度において合計115kg のダウンフォースを発生します。このパワーを路面にしっかり伝えるため、10 スポークシルバー軽量鍛造アルミホイール(フロント7.5J x 17 インチ、リア10J x 18 インチ)とミシュランPilot Sport 4 タイヤ(フロント205/45ZR17 リア265/35 ZR18)を装着しております。
ロータス エキシージ スポーツ420 ファイナルエディション
エキシージスポーツ420 ファイナルエディションは、10ps のパワーアップを達成し、生産終了したエキシージスポーツ410 の後継モデルとなります。エキシージスポーツ420 はエキシージ最速モデルとなり、最高速度は290km/h、0-100km 加速は3.4 秒となります。
車両重量は1,110kg、スーパーチャージャー&インタークーラーのV6 エンジンは最高出力426ps(1 トンあたり383.8ps のパワーウェイトレシオ)と最大トルク43.5kgm(427Nm)を発生、フラットなトルク曲線を備えたエキシージは、そのクラスで最も完成度の高いロードカーとなります。
標準装備リストは素晴らしい装備が並びます。調整可能なフロントとリアのアイバッハ製アジャスタブルフロント/リアアンチロールバー、ナイトロン製フロント/リア3 ウエイアジャスタブルダンパーは高速/低速コンプレッションで3 段階のダンピング微調整が可能となります。また、10 スポークアンスラサイト軽量鍛造アルミホイール(フロント7.5J x 17 インチ、リア10J x 18 インチ、シルバーとの選択)とミシュランPilot Sport Cup 2 タイヤ(F:215/45 ZR17 R:285/30 ZR18)を装着しております。
ブレーキ系統には、AP レーシング製フロント/リア4 ポッドブレーキキャリパーとAP レーシング製2 ピースJ フックベンチレーテッドブレーキディスクを備え、熱容量が大きく⾷いつき感に優れたこのディスクは、摩耗粉がたまりにくく、安定したペダルタッチと大きな制動力を実現します。
エリーゼ、エキシージ、エヴォーラの生産が今年後半に終了すると、最終的な合計生産台数は約55,000 台になります。 これらを合わせると、最初のロータス車両が1948 年に生産されて以来ロータスのロードカー総生産量の半分以上を占めています。