ケーターハム 160 スプリント用のハーフフード、イージー イン タイプのご紹介。
ハーフフードとは単純に日よけの幌の事です。
北海道よりも緯度の高い英国なら年中オープンでも問題は無いでしょうが、異常気象下の日本では不用意にオープンカーに乗るのは自殺行為といっても良いかも知れません。
特に愛知県は出張で行った広島よりも暑かったのはともかく、聞くところによると九州や沖縄、下手をすると赤道直下のシンガポールよりも暑いのだとか。熱中症にならない為にもせめて日よけくらいは装備するのがお薦めです。
純正の幌と同じ素材で作られたこのフードは強度もあり少々の雨でもしのげそうなしっかりした造りです。
ただ何もない状態よりは普通の幌形状だと相当に乗り降りがキツイものになります。
そこで体が硬くなった中年のオジサンには屋根が開くジップアウトタイプがお薦めです。
乗り降りはほぼ何もない状態と変わりません。乗ってから屋根を閉めるのも簡単です。
装着は簡単ですが、ただ付けただけではウインドウ枠とロールバーだけの支えで幌骨などは有りませんのでちょっと垂れた様な感じです。頭上スペースや格好的にいまいちなので簡単な幌骨を作ってみました。
ガーデニング用の針金ラティスを2枚組み合わせ、やや後ろよりを盛り上げるように支えの骨組みにしてみます。
組み立てはタイラップで縛るだけ。フロントのウインドウ枠にはタオルかけのコの字断面のバーをカットして流用しました。穴開けしてタイラップで固定します。ここまでは全て100均ショップで手に入ります。ロールバー側の固定は家にあったアルミのパイプを切断して二つ穴開けしてラティスと合体。なかなか良い感じで幌のテンションを保つことに成功しました。頭上もだいぶ広くなりました。ちなみに下の写真の最終的な仕様ではラティスの幅をもう少し広いものに変更しています。扇風機は気休めでほとんど役に立ちませんね。
さらにSPRINTのロールバーは細いのでクッション材を巻いてみました。これも100均です。ハサミで切れますので取付は簡単で骨組みとフードの収まりも良くなりました。
連休明けにTさんからお誘いを受けて東栄町まで雲上の蕎麦とかき氷を食べに行きましたが、豊川を出発してすぐにまさかの雨。それも天気予報の割には本格的な降りっぷり。途中まではハーフフードだけでしのぎましたが、あまりの雨にたまらず新城の道の駅でサイドカーテンを装着。
その後は快適で走行中はほとんど水も侵入しません。ハーフフードとサイドカーテンの組み合わせが結構使えることを体感する結果となりました。
ちなみにこの日は助手席でナビをしてくれたTさんと同乗でしたが、身長180cm近いTさんにはZIP OUTしないフードでは相当苦戦したかもしれませんね。
興味にある方はAC MINDS AUTOJUMBLEで購入できます。
HALF HOOD Easy in for SEVEN 160 SPRINT
ホワイトパイピングのないミリシャシー用タイプもあります。
HALF HOOD Easy in for SIGMA ’06< MILLIMETER CHASSIS