2024 ACマインズ1000kmツーリングレポート その16。せっかくここまで来たら鳴門をもっと体感しましょう。
鳴門海峡といえば鳴門の大渦が有名ですが、実は世界でもあまり類を見ない稀有な現象だというのがご存じでしょうか？潮の満ち引きによる潮位の差が海峡に流れの速い大渦をもたらします。時に30mにもなる大渦は世界中でもこのなると海峡でしか見ることができません。
ホテルからほど近い福良港から勝海舟の咸臨丸を模した帆船チックな観光船で約1時間のうず潮クルーズを楽しめます。この日大潮で大渦の見ごろは13:00ごろとの事でした。うずは潮汐に影響される現象ですのでいつでも見られるわけではありませんのでご注意下さい。チケットの写真はGWの下見の時のもの。連休などは大変混雑しますのでネット予約をお勧めします。
鳴門大橋直下で見る大渦はなかなかの迫力です。船は500名乗りの大きな船なので引きこまれて沈没するなんて心配は無さそうです。小型船はちょっと危険かもしれませんね。Photo:N.A.
鳴門大橋の橋脚の根本付近にできた海面の高低差がわかるでしょうか。紀伊水道（太平洋）の満潮が6時間かけて淡路島を回り込み播磨灘（瀬戸内海）との潮位差で早い海流が生まれるそうです。ちなみに広い明石海峡ではここまでの現象は見られません。
鳴門海峡大橋を渡って四国まで行かれた方もいました。徳島県の鳴門公園からは近くに鳴門海峡大橋を望むことができます。大鳴門橋を歩いて大渦の見学ができる渦の道という遊歩道も整備されています。Photo：H.S.
鳴門公園からの大鳴門橋です。橋長は1,629メートル、整備新幹線などの鉄道も見越した設計をされていますが明石海峡大橋が鉄道に対応されなかった為、当分鉄綱通ることは無さそうです。淡路島側の道の駅が現在工事中の為、鳴門公園が最も寄れるポイントですね。Photo：Y.T.
