SOLD ¥13,000,000 消費税10%込車両本体価格
MG TAはM.G. Car Companyが1936年から1955年にかけて生産した、TA・TB・TC・TD・TFといったT-Typeシリーズの最初のモデルでオープン2シーターのスポーツカーです。
ボディースタイルのベースとなったMG Q-Type RACE CARは1934年にMG K3のシャシーをベースに生産されました。当時のQ-タイプのエンジンはPB用ブロックをベースにしながら当時のレースレギュレーションに合わせてショートストローク化され750ccの排気量を持ちます。小排気量ながらスーパーチャージャーを備え、登場当初よりAUSTIN SEVENなどの750ccレースカーはもとより大排気量車の記録を塗り替えるなど高性能ぶりを発揮しました。パワーは146PS余りを発生しリッター当たり馬力は当時としては驚異的な200ps近くにもなります。
小型軽量ボディーに高性能エンジンで高性能を誇るMG Q-Typeでしたが、高価格とリヤアクスルの剛性不足などの問題もあり、ワークスカーの生産はわずか8台にとどまります。
ここに紹介する車両は1936年にMG TA0421として生産されたオリジナルのシャシーが使用されています。シャシーのみならず、リヤアクスル・スプリング・ディファレンシャル・ハブなど、すべてオリジナルタイプでこの車両にふさわしいパーツが使用されています。
シャシーコンディションは完璧です。ショックアブソーバーは新品のANDRE HARTOFORD フリクションタイプ ショックを使用しています。スペアタイヤを含む5本の新品MWSホイールに5.50-18”のBLOCKLYタイヤを装着しています。
ボディーワークは美しいスタイルを持つオールアルミニウム製のワークスQ-タイプ レースカースタイルで、コクピットにはBLOOCKLANDSのエアロスクリーン、レッドレザー貼りのスライドバケットシートを備えます。
こだわりはボディーの仕上げのみならず、エンジン・パワートレインにも及びます。
エンジンはTB以降に採用されたXPAG 1250cc OHVにEaton製スーパーチャージャーを組み合わせ80PSを発揮します。ギアボックスに関しては本来この時代の車に採用されたものではありませんが、性能と信頼性を考えてあえてオーバードライブを備えたフルシンクロのFORD製5速ギアボックスを採用し、高速クルージングも可能な仕様となっています。
基本的には大戦前のスポーツカーでありながら、全て1からレストアされた非常に信頼性の高いMG TA Q-TYPE。
ACマインズでは今後同様のスペックを持ったQ-TYPEが3台、ブラック/ダークグリーン/ダークブルーが入荷予定となっております。オプションの装着有無や入荷時の為替レートによっては販売価格が変わる場合が有りますのでご了承お願いいたします。
MG XPAG 1250cc OHV SUPER CHARGER 80ps
FORDフルシンクロ5速ギアボックス
全長/全幅/全高:3530㎜/1350mm/1240mm
実測値重量:728Kg
最小回転半径:5.75m
ステンレスエキゾースト
SU ツインFUELポンプ
ANDRE HARTFORD フリクションディスク ショックアブソーバー
MWS 18”ワイヤースポークホイール&5.50 BLOCKLEYタイヤ
オールアルミ Q-タイプ レーサーレプリカ ボディー
BROOCKLANDS ステアリングホイール
レッドレザースライドシート
車検3年付